REST

BEARで始めるWebアプリケーション開発 その12「Ajaxアクセスを試してみる」

現在、今まで作ったWebサービス達をBEARベースに移行しようとしていまして、どうせならAjaxも使いたいなと思って、BEARでのAjax周りの学習をしていました。そんな訳で、今回はBEARでのAjaxアクセスに関するお話です。今回は例として、Googleの検索APIを叩い…

BEARで始めるWebアプリケーション開発 その11「リソースをWebAPIとして外部に公開する」

今回は、リソースをWebAPI*1として外部に公開する為の方法について学びます。リソースをWebAPIとして提供する場合、外部からはGETのみで、かつ返す表現がXML・JSONの場合は非常に簡単で、PageのonOutputハンドラでdisplayメソッドを使っていたところを、outp…

"Webを支える技術"を読みました

山本陽平さん著の"Webを支える技術"を先ほど読み終わりました。Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)作者: 山本陽平出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2010/04/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 143人 クリック: 4,3…

BEARで始めるWebアプリケーション開発 その10「アスペクト指向プログラミングしてみる」

今回は、BEARの特徴の内の一つである"アスペクト指向"について学びます。概要の説明は例によって本家Wikiに譲ります。→Google Code Archive - Long-term storage for Google Code Project Hosting. アスペクト指向してみる BEARの場合AOPは、phpdoc形式のコ…

BEARで始めるWebアプリケーション開発 その9「フォーム関連機能を学んでみる」

今回はBEARでのフォーム関連の機能を学習します。…とは言ってもBEARの場合、フォーム関連はPEAR::QuickFormのラッパー的な感じなので、フォームの構築方法自体はQuickFormの方を学ぶ必要がありそうです。なので、QuickFormの細かい使い方はひとまず置いてお…

BEARで始めるWebアプリケーション開発 その8「リンクを使ってリソース同士を接続する」

今回は、リソース同士を接続する事ができる"リンク"の機能について学習します。 今回の題材 今までは"逆さ語"を題材としてきたんですが、現状の逆さ語の仕様だとリソース同士がリンクしていなくて、題材としてはよろしくないので、他の題材を探す事にしまし…

BEARで始めるWebアプリケーション開発 その7「複数のリソースからデータを取得して画面に表示する」

今回は、前回作成したリソースを使って、"逆さ語"の画面に"最近変換した文章"を表示させてみます。 ページに表示するリソースを定義する と言ってもそんなに難しくもなく、以前作成したページのonInitメソッドにちょこっと追加するだけになります。 $args['…

BEARで始めるWebアプリケーション開発 その6「DBを扱うリソースを作ってみよう」

前回、BEARでのDBを扱うリソースの作り方を学びました。今回は、実際にリソースを設計して実装するところまでやってみたいと思います。 まずはリソース設計から 例によって、まずはリソースの設計から入ります。 URI /sentences CRUD各メソッドの処理内容 "G…

BEARで始めるWebアプリケーション開発 その5「DBを扱うリソースの作り方を学んでみる」

前回までで、極めてシンプルな形のWebアプリケーションではありますが、BEARを使って動作するものを作成するところまで、一通りの流れを見てきました。ただ、最初の紹介記事でも書いたように、Webアプリケーションが1画面で1機能だけを提供するような事はま…

BEARで始めるWebアプリケーション開発 その4「ページを作ってみる 〜そして(一旦は)完成へ〜」

久々にPHP勉強会(第49回)に参加する事にしまして、BEARの布教活動をしてこようかと企む今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。(ここまで挨拶)*1さて、前回までで、DBを使わないようなシンプルなリソースの作り方について学びました。今回は、リソースを…

BEARで始めるWebアプリケーション開発 その3「リソースを作ってみよう」

前回、BEARでのリソースの作り方まで分かったので、今回は実際にリソースを作ってみましょう。 リソースを設計する リソースを実際に実装する前に、どんなリソースを作るか決めておきたいと思います。リソース指向の場合、先にリソース設計をきちんとやって…

BEARで始めるWebアプリケーション開発 その2「リソースの作り方を学んでみる」

今まで月1ペースぐらいだったブログ更新が急にペースアップしているのは、自分のwktk感の現れです。(笑) 最初の紹介記事のはてブの付き方を見ると、結構注目度も高い感じですね。今まで注目されてなかったのが何とも不思議だ…。さて、今回から実践編という事…

BEARで始めるWebアプリケーション開発 その1「インストール〜HelloWorld」

今回から、ちょっとずつBEARを触っていってみようと思います。今回は、とりあえず基本に従って、インストールからHelloWorldまで。 早速インストール インストールの手順は本家Wikiのインストールのページを参照しました。 →Google Code Archive - Long-term…

リソース指向フレームワークのBEARが何やらスゴイ予感

これ、密かにスゴイぞ…。→Google Code Archive - Long-term storage for Google Code Project Hosting.「こんなWebアプリケーションフレームワークがあったらなぁ…。」と最近ぼんやりと考えていた、そのものズバリな感じで、かなり衝撃を受けています。今ま…

AtomPubな何かを作ってみよう その7 〜実装編 Part.06「各リソース間を接続しよう」〜

今回は各リソース間の接続性のお話です。 接続性は大事 RESTfulWebサービスにとって、接続性(Connectedness)は重要な要素の一つです。どのリソースとどのリソースが繋がっているのかが明示的に示されていないと、どこからも接続されていない孤立したリソース…

RESTにまつわる言葉に関して…"REST"と"RESTful"とか、"RESTな人"とか

"REST"と"RESTful"の使い分け →Convivial-Web – WEBを共に愉しむ。 こちらの記事を読んで、自分が今まで書いた記事の中でも多分、"REST"と"RESTful"という言葉をちゃんと使い分けてなかったなぁ…とちょっと反省してみたりしました。(^^;ゞどうも、"RESTfulな…

AtomPubな何かを作ってみよう その6 〜実装編 Part.05「サービス文書を提供しよう」〜

今回は、サービス文書のお話です。 サービス文書は大事 サービス文書は、"どんなコレクションが存在していて、どんな操作をする事ができる"といった、提供しているサービスの内容が記述されたものです。汎用のAtomPubクライアントでは、サービス文書を元に処…

AtomPubな何かを作ってみよう その5 〜実装編 Part.04「孫リソースの作成とWebアプリケーションとしての使用」〜

前回は、子リソースの作成まで行いました。今回は、残りのリソースも作成して、ひとまず最初に設計した全てのリソースへのCRUDができるようになるところまでやりたいと思います。…と言っても、やる事は前回とほとんど同じになるので、ポイントだけさっくりと…

AtomPubな何かを作ってみよう その4 〜実装編 Part.03「子リソースの作成」〜

前回は、作成したAtomPubリソースの動作確認をしてみました。今回は、前回作成したリソースの子供の関係にあたるリソースを作ってみたいと思います。 DBのマイグレーションを行う まずDBに新しくテーブルを作ります。ファイル名を"db/migrate/002_create_chi…

AtomPubな何かを作ってみよう その3 〜実装編 Part.02「単体のAtomPubリソースの動作確認」〜

前回の記事で、簡単なAtomPubのリソースをRailsで実装してみました。今回は、実装したリソースに実際にアクセスしてみたいと思います。 サービス起動 普通にRailsを起動します。 >cd path_to_projects >ruby script/serverデフォルトで3000番ポートで起動す…

AtomPubな何かを作ってみよう その2 〜実装編 Part.01「単体のAtomPubリソースの作成」〜

前回の記事でリソース設計をやってみた訳ですが、今回はその中から、意味語のリソース(/meanings)をRailsで実際に作ってみたいと思います。やたらとソースコードが多くて長い記事になってしまったので、今回は実装するところまでで、実際に使ってみるのは次…

AtomPubな何かを作ってみよう その1 〜設計編〜

先日(と言っても、もうだいぶ前になりますが…)、RESTful勉強会第6回〜AtomPub編〜に行ってきました。そうそうたるメンツの集まりにご一緒させて頂いて、非常に貴重な時間を過ごす事ができました。参加された皆様、ありがとうございました。m(_ _)mホントはス…

RESTfulWebサービス読書会第5回に行ってきた

今回は(今回も?)、読書会というよりは、おしゃべり会みたいな感じで、AtomPubの話題を中心にREST議論をしてきました。話の中心は、「はてなダイアリーのAtomPubって何か気持ち悪いよね」という話題でした。もう既に各所で言われている話とは思いつつも、自分…

RESTfulなリソース同士が繋がっていくと何か面白そうじゃね?

前の記事で「近日中に書くよ」と言っておきながら近日中ではなくなってしまいましたが、記事を上げておこうと思います。色々と夢物語を書こうかとも思ったんですが、今回はもうちょっと要点を絞って、「RESTfulなリソース同士が繋がっていくと、何か面白そう…

WebサービスとWebアプリケーションを区別する意義

先に結論を書いておくメソッド 書き上げてみたら、やたら長くて読みにくいので(^^;、先に結論だけ書いておきます。 "Webサービス"=とことんRESTfulにリソースを提供する層 "Webアプリケーション"=RESTfulではない部分を受け持つ層 WebアプリケーションはWeb…

「RESTは目的ではなく手段である」…ならば、RESTの目指す目的はどこ?

以前、RESTfulWebサービス読書会の議論の中で、「RESTは目的ではなく手段である」というような言葉があって、「それはまさにその通りだよな…」と思った訳ですが、その時から「じゃあ、RESTが目指す目的ってどこ?」なんて事をぼんやり考えてました。 8月の読…

RESTfulWebサービス第4回読書会に行ってきた

「ブログに書くまで勉強会です。」とは思いつつも、帰ってきてすぐに書かないと書かないままになりがちな罠…。(^^;ゞ 第3回読書会の分の感想は、エントリ上げてさえなかったよ…。という事で、ちょっと間が空いてしまいましたが、RESTfulWebサービス第4回読書…

RESTfulWebサービス第2回読書会に行ってきた

RESTfulWebサービス第2回読書会に行ってきました。今はまだ懇親会延長戦の真っ最中かな? 今日は、どうも朝から風邪の諸症状が現れていて、明らかに風邪のひき始めだったので、私は懇親会の途中で抜けさせてもらいました。空気読まずに途中抜けですみません。…

RESTfulWebサービス第1回読書会無事終了

RESTfulWebサービス第1回読書会に行ってきました。今回は、スタッフとして参加、なおかつプレゼン発表もあったので、割といっぱいいっぱいな感じもありましたが、楽しく参加できました。(^-^)しかも、監訳者の山本さんのご好意で、プレゼン発表者限定という…

RESTfulWebサービス

kunitさんが表明されている通り、Maple4ではROAが特長の一つとなる訳ですが、この"RESTの考え方(ROA)"に最近すっかりハマりつつあり、RESTのオライリー本をようやく手に入れる事ができたので、ボチボチ読み始めています。RESTful Webサービス作者: Leonard R…