Yahoo! Query Language(YQL) SQLライクな言語でデータ取得できるAPI

以前、"RESTfulなリソース同士が繋がっていくと何か面白そうじゃね? - Stellaqua - TOMの技術日記"という記事に対して、id:shimookaさんから、

> DBのテーブルをjoinするかのように
何らかのSQLライクな言語で書けると面白いかも(絵空事

というコメントを頂いたんですが、どうやら実際にそういうサービスが出てきたようですね。

米 Yahoo! が SQL っぽく色んなデータを取ってこれるAPIを出した - てっく煮ブログ 跡地

Flickrとかブログとかからデータが取得できるように、テーブル名として"flickr.〜"とか"mybloglog.〜"とかが用意されているようです。

あと、id:nitoyonさんがサンプルとして書かれているrssjson、htmlだけではなく、atom/csv/feed/xmlなんかがテーブル名として用意されているので、色々なサイトからデータを取得してきて、組み合わせたデータを作るのも簡単にできそうですね。

サブクエリも使えるようなので、"AというサービスのAPIから取得してきたデータを使って、BというサービスのAPIで検索する"みたいな事もできたりしそうで面白いですな。

とりあえず、SQLがいいかどうかは別として、複数のサービスのAPIから取得してきたデータを何らかの法則に基づいて組み合わせて、新しいリソースとして結果を返す…というような流れは今後どんどん進んでいくでしょうね。

と、あまり抽象的な話ばかりでもアレなので、もうちょっと具体的にどんな事ができそうか考えてみる…。

例えば、

  • ブログAPI(これは、はてダとか、既に存在しますね)
  • 天気API(過去の日付・地域を入力値として、その日の天気を返してくれるAPI)
  • 有名人誕生日API(日付を入力値として、その日が誕生日の有名人の名前を返してくれるAPI)

なんてのが仮にあったとして、日付をキーにして、ブログの記事にその日の天気とか有名人の誕生日とかの情報が付け加わったデータを、新しくリソースとして定義する…なんて事ができるようになったりするんじゃなかろうかと…。

ちょっと挙げた例は微妙だった感もありますが(^^;、色々と妄想は広がりまくりな今日この頃なのでございました…。