(続)プロフェッショナルたる為に必要な要素 〜イチローに学ぶ〜

昨日のダイアリーの続きです。

変わること

昨日書いた"変わらないこと"だけでは、まだ凡人で、プロフェッショナルである為に更に重要なのは"変わること"…だと思います。

イチローの場合は、自分の中で新しい事を見つけて常に自分を変えていくことで、「いい記録を残して当たり前」と言われる期待感からの重圧を乗り越えて、活躍し続けているんだと番組内で語られていました。
中でも印象的だったのは、「頂点に立った今、何を目指すのか?」という質問に対して、「目指しているものが全く見えていない真っ暗闇。でも、目指しているものがどんなものなのかイメージはあって、もがいていたらそれが見えてくると信じている。」と答えていた事でした。
その後、「もがかないで、『その内、勝手に目標が見えてくるんじゃない?』なんて考えていたら全く進歩が無い。」と言っていました。

自分が進歩する為には古い自分を捨て去った方が良いと判断したら、バッサリと自分を捨て去って新しい自分になる…この決断ができるかできないかが、プロフェッショナルであるかどうかの境界線ではないでしょうか?
ただ、これをする為には、ひじょ〜に勇気がいります。なぜなら、"自分を捨てる"という事は、今まで自分が信じてきた考え方を裏切る必要があるから…。

プロフェッショナルである為には、変わらない事は当たり前…そこから一歩踏み出す勇気を持つ事が必要なんでしょうね。


あとがき…。
今回、番組を見て色々考えさせられたのは、イチローの言葉を自分の立場の場合に置き換えて考えてみていたからでした。
自分自身、昨年はサラリーマンを辞めて独立するという、転換の年でもあった訳ですが、自分自身の目指す先を明確にイメージするという意味でも、イチローのような人の考え方は非常に参考になると思っています。

自分にとって"変わらないこと"と"変わること"というのは何なのか、常に意識しながら物事を考えること

これを、まずは直近の自分に対して与える言葉にしたいと思います。
(これを実践するなら、考え方も少しずつ変わっていくはずなので、この言葉もすぐに陳腐化してしまうと思いますが。(笑))

最後に…。
「プロフェッショナルとは?」という質問に対するイチローの答えで締めくくり…。

プロフェッショナルとは、ファンを圧倒し、選手を圧倒し、圧倒的な記録を残す存在