"オセロを1時間で作ってみた"の中の人がWEB+DB PRESSの特集の中の人と同一人物だった

以前、ニコニコ動画でプログラミング実況というのをやっている動画をご紹介しました。

1時間でオセロを作る動画が面白い - Stellaqua - TOMの技術日記

当ブログでは書かなかったんですが、その後、ITProさんでこの動画の事が取り上げられていて、作者さんのインタビューが載っているのを見つけて、「やっぱりすごい人だったんだなぁ。」とか、こっそり思ってたりしました。

「テトリスを1時間強で作ってみた」動画の投稿者にインタビュー──「プログラミングの楽しさ伝えたい」 | 日経 xTECH(クロステック)

これが昨年終わり頃のものなので、すっかり記憶から薄れていたんですが…先月発売のWEB+DB PRESS Vol.56をペラペラ眺めていたところ、何となく既視感が…。

WEB+DB PRESS Vol.56

WEB+DB PRESS Vol.56

特集2の"はじめの一歩が見えてくる プログラミング一部始終"という記事の雰囲気が何とも、ニコニコ動画でのプログラミング実況と似ている…と思っていたら、やっぱり同じ人が書いた記事でした!

紙面での記事なので、当然動画でのおしゃべり以上に、どんな事を考えながらプログラミングしているのかが分かって、非常に参考になりました。記事の中で、さらっと"砦の攻防"なんて単語が書かれているのを見て、私もベーマガで育った身として思わずニヤリとしてしまいました。(笑)

私自身、プログラマとしての原点はベーマガで、掲載されていたプログラムの写経→改造→自作というステップを踏む事で、"プログラミングがどういうものか"・"コンピュータがどういうものか"というのを学ぶ事ができたかなと思っています。

昨今は、ソースコードはダウンロードしてきて実行するだけのモノという感じだと思うので、プログラミング初心者の方が"写経→改造→自作"というステップを経験する事が少なくて、なかなかプログラミングの勘所みたいのを掴めないまま、プログラミングを好きになれない人が多かったりするんじゃないかなぁ…なんて勝手な想像をしていたりします。

そういう意味では、WEB+DB PRESSの記事で書かれているような、何でもいいからごく簡単なゲームを自分で作ってみるというのは、プログラミングを覚える上で非常に有効な手段なんじゃないかなと思います。

こういった記事や動画によって、プログラミングを楽しめる人がもっと増えるといいですね!(^-^)